これまでのECCにおける固定資産モジュールでは
複数の償却計算を物理的に別個に管理するのではなく
核として
Real Depreciation の計算があり、これに
Book Depreciationが紐づいている場合、
会計基準、計算方法のことなる
Tax Depreciationなどは、差分であるDelta Depreciationを利用することで実現・管理されていた。
(トランザクション AW01N)
しかし、このデルタのコンセプトはS4では適用されない(できない)
今後はすべて、Real Depreciation。Deltaの概念はなくなる。
ちなみにこれまで会社コードでGroup Currencyを有効にした場合に使用していたGroup Company Depreciation (Trn:OB22) について。これはECCでは唯一存在していたReal Depreciationにのみ紐づいていたが、S4では、設定したReal Depreciation。つまりすべてについて設定可能(というはGroup Currencyを有効にした場合設定必須(だとおもう)。
つづく。
複数の償却計算を物理的に別個に管理するのではなく
核として
Real Depreciation の計算があり、これに
Book Depreciationが紐づいている場合、
会計基準、計算方法のことなる
Tax Depreciationなどは、差分であるDelta Depreciationを利用することで実現・管理されていた。
(トランザクション AW01N)
しかし、このデルタのコンセプトはS4では適用されない(できない)
今後はすべて、Real Depreciation。Deltaの概念はなくなる。
ちなみにこれまで会社コードでGroup Currencyを有効にした場合に使用していたGroup Company Depreciation (Trn:OB22) について。これはECCでは唯一存在していたReal Depreciationにのみ紐づいていたが、S4では、設定したReal Depreciation。つまりすべてについて設定可能(というはGroup Currencyを有効にした場合設定必須(だとおもう)。
つづく。
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Trn:AO75 定義:取得振替の取引タイプ
Trn:AO76 定義:除却振替の取引タイプ
で設定する
AO76が、振替元資産
AO75が、振替先資産と、減価償却累計額につく取引タイプが制御できるみたい
Trn:AO76 定義:除却振替の取引タイプ
で設定する
AO76が、振替元資産
AO75が、振替先資産と、減価償却累計額につく取引タイプが制御できるみたい
この機能は、資産クラスを登録して、資産を取得した跡に
資産クラスの間違いに気づいたときなどに使用
振替先の資産クラスを決めて、そちらに資産価格と、減価償却累計額をうつす
内部的には、取得と除却が同時におきるようであるが
取得と除却とは、トランザクションも、関連カスタマイズも場所がことなるので注意
資産クラスの間違いに気づいたときなどに使用
振替先の資産クラスを決めて、そちらに資産価格と、減価償却累計額をうつす
内部的には、取得と除却が同時におきるようであるが
取得と除却とは、トランザクションも、関連カスタマイズも場所がことなるので注意