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SAP Ariba P2P 仕訳のパターン
SAP Aribaもだいぶ詳しくなってきた。
仕訳のパターンの前に理解しなければならないのは、Aribaの「標準プロセス」。


Aribaの標準プロセスの構成要素

Aribaの標準プロセスは次の5つの構成要素で成り立つ。

1.Contract:契約
2.PR(Purchase Request): 購入依頼
3.PO(Purchase Order): 購買発注
4.GR(Goods Recepit)\:商品・サービス受領、検品
5.INV(Invoice):請求


Aribaのプロセスのパターン
標準プロセスを抑えたうえで、よく使う3つのプロセスパターンを把握する。

・A. 1+2+3+4+5:全部パターン
・B: 2+3+4+5:契約は済ませたあとに、いちいち1:Contractから始めないパターン
・C. 1+4+5: 契約からGR+INVと続くパターン


仕訳のパターン:A 全部パターン

プロセスパターン:A の場合
この場合、仕訳はこうなる。

1.Contract:契約:
  ・仕訳なし
2.PR(Purchase Request): 購入依頼:
  ・仕訳なし
3.PO(Purchase Order): 購買発注:
  ・仕訳なし
4.GR(Goods Recepit)\:商品・サービス受領、検品:
  ・Expense / GRIR (アクルー的なAP勘定)
5.INV(Invoice):請求
  ・GRIR / AP


仕訳のパターン:B 2+3+4+5
パターンAに準ずる。


仕訳のパターン:C 1+4+5

1.Contract:契約:
  ・仕訳なし
4.GR(Goods Recepit)\:商品・サービス受領、検品:
  ・仕訳なし
5.INV(Invoice):請求
  ・Expense / AP

Cのパターンは通常、「Contract Invoice」と呼ばれている。
課題があり、Expenseの計上タイミングが受益時ではなく、
APの計上タイミングに左右される。
APの計上をExpense計上月に合わせるなど、うらでルール作りをしない限り、会計基準上の費用計上タイミングを満たすことができないため使えないので注意。
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SAP Ariba P2P 仕訳のパターン | SAP Ariba

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